今年の春、ニガイチゴは長岡に生えているのか問題という記事を書いた。その時点ではニガイチゴの存在を確認できていなかった。
その後、長岡市内でニガイチゴが生えているのを見つけた。
場所は『新潟県植物分布図集 第8集』に記載されている沿岸部(寺泊)ではなく、ずっと内陸の東山ファミリーランドである。自然観察林にある明るい草地で数株ほど確認できた。
見つかったニガイチゴはどれも膝の高さくらいの小さな株で、それぞれ数メートル離れた場所にポツポツ生えていた。地下茎で広がっているように見える。大きめの株は見当たらなかった。わざわざあんな場所にニガイチゴを植栽する可能性は低そうなので、自生ではないかと思える。
来春に開花が見られるといいな。